アドウェイズエンジニアブログ インセプションデッキ 「我々はなぜここにいるのか」

こんにちは、エンジニアブログ運営です。

今回はエンジニアブログを通して実現したいことの方向性を「インセプションデッキ」としてまとめました。
アドウェイズの開発組織のメンバー、社外の方にも読んで欲しい内容になります。

インセプションデッキの中身解説

今回取り上げる内容は「我々はなぜここにいるのか」という項目についてです。
この項目は「ブログの目的」にあたり、会社のエンジニアブログの執筆・運営の重要な部分になります。

大きくは3つの目的があると我々は考えました。
我々=エンジニアブログ運営、各部署の代表MGR

  • 個人/組織の成長
  • 個人のPR
  • 開発組織のブランディング

目的に対して行動することで、他の目的への作用(影響)が発生すると考えています。
それぞれ説明を書きます。

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個人/組織の成長

まず1つ目の項目が「個人/組織の成長」です。

個人/組織の成長とは

個人/組織の成長とは、取り組んだことを整理して自分の言葉で発信し、知識を定着させることです。

エンジニアブログの対象読者は社員ではなく世界中の人たちです。
いろんな人に見てもらうために、社内ドキュメントよりも分かりやすく書く必要があります。
他者が理解しやすい文章を書くことによって、自身の理解が深まり、知識が定着します。
実際にラーニングピラミッドでは「他の人に教える」ことで「90%」の学習定着率があると言われてます。

個人が成長することは組織としての成長に直接的な影響を与えます。
また、個人が得た知見・知識を組織に展開することも組織の成長に繋がります。
全エンジニアが認知している、知識共有の場所としてもエンジニアブログは有効です。

このように、取り組んだことをエンジニアブログに書いて展開することで、個人/組織の成長に繋がります。

実例

個人の役割や業務にフォーカスした記事

サポート・ヘルプデスク業務を行う部署のリーダーとして

1 チームのスクラムマスターとして

IT 総務として

自社広告サービスの開発・運用を行っている部署の OKR 取り組み記事

社内の各種サービスにおける非機能要件向上サポートを行うチームの取り組み記事

個人のPR

次に「個人のPR」です。

個人のPRとは

個人のPRとは、個人がスキルや実力を外部の人にPRすることです。

会社のエンジニアブログというプラットフォームを活かして、業務で取り組んだ内容を発信することが、各個人のPRに繋がります。

また、個人/組織の成長の項目で記述した「他者がわかるようにまとめ、発信する」を行うことで他者に伝わりやすいPRになります。

実例にも書いてあるマネジメント、クラウドの内容はまさに自身ができることをPRしています。
AWSに強い〇〇社の〇〇さん、フロントエンドに詳しい〇〇チームの〇〇さんのように、特化したスキルがあるエンジニアをよく見かけることがあります。
アドウェイズでもそういう人材を増やしていきたいと考えています。

実例

アジャイルコーチ りょーまのマネジメントやスクラムの記事

インフラエンジニア 天津のクラウドや IaC 関連の記事

データエンジニア 内田の作成者に向けた記事

開発組織のブランディング

最後に「開発組織のブランディング」です。

開発組織のブランディングとは

開発組織のブランディングとは、組織の魅力的な取り組みや文化を広報することです。

エンジニアリング領域の目標達成に向けて各部署が分野を問わず様々な挑戦・改善を行っています。
このような取り組みを発信して、取り組みを知ってもらうためにも、エンジニアブログが存在します。
エンジニアブログを読んで「その取り組み良いよね!」と隣の部署・チームで話題になり真似ることも多くあります。

エンジニアブログに独自の取り組みや文化を公開することにより、アドウェイズの開発組織がどのような組織かを知ってもらうことができます。
魅力的な組織だと社会に認識されることで採用に繋がると考えています。
採用に繋がることで、魅力的な人材が入り、組織の新しい風が吹き成長に繋がっていくと思ってます。

実例

テックリードや技術ごとのスペシャリストの記事

スクラムマスターの横の繋がりの記事

社内環境や雰囲気の記事

まとめ

エンジニアブログを通してこれらの目的を実現することで、アドウェイズの開発組織を盛り上げる

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インセプションデッキ「我々はなぜここにいるのか」を考え、「ブログの目的」の深堀りを行いました。

エンジニアブログでどのような事ができるのか、どういう成果を得られるか、が見えてきました。

MGR と連携して各部署への啓蒙活動も行いましたが、課題はまだまだたくさんあります。

「全員がもっと書きたくなるエンジニアブログ」 としてブログを盛り上げるため、様々な方が執筆できる・PRできる環境を整える運営活動を引き続き頑張っていきます!