デザイナー兼子育てママがADWAYSに入社して6ヶ月経ってみて

はじめに

初めまして!2024年4月に中途入社したアドプラットフォーム事業で新規事業プロジェクトに参加しているUI/UXデザイナーの里見です!入社してあっという間に6ヶ月が経過しました。もう年末です。月日が経つのは早いですね〜。

今回はADWAYSにデザイナー志望で入社したい方や、子育てと両立した働き方をしたい方に向けて記事を書いていこうと思います!

内容は、私が就職活動をする上で軸として大切にしていたことと、それがADWAYSに入社してどのくらい満たせていたかを正直にお話しできればと思っております。これからADWAYSに転職を検討されている方や、子育てと仕事の両立で悩んでいる方のご参考になれば幸いです。

これまでの私の経歴

私は新卒で営業経験4年、その後デザイナーとしての経験が1年3ヶ月と異なる職種を経験してきました。
前職では主にWebデザイナーとして業務に携わり、Webアプリ、モバイルアプリ、LP/コーポレートサイトなどのUIデザインやコーディングなどの経験を積んできました。
受託開発がメインの会社だったこともあり、Figmaでの画面設計など個人での作業が多く、もっと上流工程に関わる機会を欲しいと考えていくようになりました。
前職は出産を機に退職。一定期間育児に専念したのち、またデザイナーとして再スタートをする際は、プロジェクトの上流工程から関わることができ、UX領域でもスキルアップしていきたいと思い、ADWAYSへの入社。現在に至ります。

とはいえ、私は一児の母でもあります。
転職活動は本当に難航しました。フルタイムで仕事がしたいが、保育園に預けられる時間内でしか稼働ができないこと。保育園から帰宅後も、子供が小さい内は中々残業ができないこと。そもそもデザイナー経験が1年3ヶ月と短く転職先が見つかるのかなど。。
ネガティブになっても仕方がないので、とにかく自分ができることは何か考えて行動しました。
面接ではポジティブに発言することや、先方に渡すポートフォリオを作り込むことなどやれることはやるスタンスで割り切って必死になってできることに取り組みました。

そんな中で私が転職活動をする上で軸としていたことは以下です。

転職する上で軸としていたこと

まず私は以下の3点を大切にしていました。

  • 子育てと仕事の両立をして働けるか
  • リモートワークが可能で職場までの距離が近いか
  • デザイナーとしてスキルアップしていける環境か

子育てと仕事の両立をして働けるか

主人が多忙なこともあり、ワンオペ育児を行う中で残業がほとんどなく、フレックスタイム制やリモートワークの柔軟性があるかどうかが重要でした。

リモート可能かと職場までの距離が近いか

自宅での作業が可能かどうか、また職場がリモートワークに慣れているかどうか。また出社となった場合に移動時間が発生するため、物理的に自宅から会社までの移動時間は近いかどうかを重視していました。

デザイナーとしてスキルアップしていける環境か

これまでUI設計や開発をメインで携わってきたこともあり、幅広いデザイナーとしての知見を増やすためにも、業界のトレンドに対応しつつ、UXリサーチやインタビュー設計など、デザインの上流工程に携わる環境であるかどうかも重要視しました。

ADWAYSに入社してみて感じたこと

これら上記3つの条件を全て満たしているADWAYS社の柔軟な働き方とスキルアップの機会が豊富に用意されている点が非常に魅力的でした。
それだけでなく、働いてみて実感していることは、

  • デザイナーがプロジェクトの上流工程から幅広く携わって行ける点
  • デザイナー同士での交流会や自身が学んだことなどのナレッジを共有していく文化がある点
  • チーム体制での働き方を重視している文化があり、1日の中でもWeb会議等でコミュニケーションをたくさん取って協働した形で業務を進められる点

などがとても魅力的だと感じています。

デザイナーの月一MTGで私が共有した例)
テンプレが以下のように用意されていて、それぞれが内容を報告します。

  • 制作物・学び・発見etc
  • 相談
  • 共有事項

テンプレートが用意されているってアウトプットの形が揃っていてみやすくいいですよね〜!
毎回他のデザイナーさんの取り組みを聞くのが面白くて、ワクワクする新しい発見のある時間を過ごさせていただいています。

デザイナーMTGでVisionを決める際に将来について話し合ったワークショップの例)

数ヶ月前に行ったものですが、将来について考えるのって難しかった印象。今見ると色々と突っ込みたいところある。。笑

また私の所属しているチームは新規事業ということもあり、日々目まぐるしく新しいことの連続で刺激が多い点も魅力的です。
子育てとの両立の面では、今のチームでは週に4日リモート、週に1日出社です。フレックスタイム制なので、私は基本的に8:30~17:30の8時間で仕事をすることが多く、ありがたいことにチームメンバーからの理解も得られていることもあって負担が少なく、仕事を続けられています。

入社して6ヶ月を振り返って

ここからは私が6ヶ月間どのように取り組んできたことや学んだことを書いていこうと思います!

入社1ヶ月目(2024年4月):基礎知識と業務のキャッチアップ

業界知識の習得
ADWAYSで使用される専門用語や広告業界全体の基礎知識を学びました。これまでと全く異なる広告のドメイン知識を得るのは中々難しかった印象でした。

2~3ヶ月目(2024年5月~6月):新規事業のプロジェクト参加とユーザーリサーチ

Figjamの基本操作
これまでFigmaはよく使用してきましたが、FigJamは全く使用したことがありませんでした。チームで議論したり、アイディエーションをする際にFigJamを毎日使用していました。最初は付箋出しになれなかったため、周りのあまりも早いスピード感に全くついていけませんでした。毎日やっていくことで徐々に慣れていくことができました。人間毎日やっていけば、なんだかんだ慣れていくもんだな〜と思いました。
ここではプロジェクトの進行状況をFigJam上に視覚化したり、付箋機能を活用して意見交換する方法を習得しました。

ユーザーリサーチの基礎
5月から新規事業プロジェクトに参加し、ユーザーリサーチやインサイト分析を経験。私自身もここで人生で初めてのインタビュアーを経験しました。回数を重ねても緊張してしまい、流れに沿って質問をして掘り下げていくことの難しさを痛感しました。インタビュー1つとってもリサーチするって大変なんだな〜と感じたのを覚えています。
ユーザーのニーズを掘り下げ、リサーチを通じて得た情報を基にデザインへ反映させるプロセスやスキルを学びました。

アイディエーションプロセス
チームでのブレインストーミングやアイディエーションをFigJamで行うことにより、発想の幅を広げるトレーニングができました。他のメンバーとの意見交換を通じ、デザイナーとしての視点を磨くことができました。

4~6ヶ月目(2024年7月~9月):広告デザインとインタビュー技術などUXデザインの上流工程の向上

リターゲティング広告デザインの実施
新規事業と並行して、グループ会社のリターゲティング広告デザインとコーディングまで行う業務を担当させていただきました。ここでまずリターゲティング広告って何?ってなっていた私。広告って色々あるんだな〜と思いながらも楽しくデザインやコーディングをさせていただきました。

度重なるユーザーインタビューの実践
ユーザーインタビューはまだまだ続きます。デザイナーってこんなにインタビューをしてそこから得られたインサイトを基に仮説検証を進めるんだってやっとわかってきた頃です。
実際にインタビューの設計から実施までを経験し、質問の仕方や回答を引き出すスキルを磨いていきました。インタビューから得られるインサイトをどうやってまとめて分析していくかのスキルが身につきました。

外部デザイナーと一緒にプロジェクトを形にしていく
6月から8月末まで、外部の株式会社rootにチームに参画していただき、一緒にプロジェクトを進めることになりました。入ったばかりの私は何が何だかよくわかっていませんでした。けど、デザイナーがいっぱいいる環境で仕事ができる!と状況をポジティブに受け取り、日々学べることはどんどん学んでいこうという姿勢で、めっちゃ観察をして業務をしていました。支援で入ってくださっているデザイナーさんは3名いましたが、どの方も上流工程の知見が幅広く、どこでピボットすべきか、欲求や課題を変えずにソリューションを変えるのはどうか、など様々なアドバイスをくださりデザイナーの働き方を見せてくださいました。その姿勢を毎日見ながら一緒に働けたことは私に取って大きな学びでした。

詳細はこちらの記事をご覧ください。

blog.engineer.adways.net

これから頑張っていきたいこと

これからもデザイナーとしてのスキルをさらに深め、事業理解を深めながらプロジェクトの上流から携わるデザイナーをになっていきたいと思っています。デザインがビジネスに与える影響を意識しつつ、顧客に伝わる体験を作り出せる存在になりたいと考えています。

社内外のセミナーにも積極的に参加し、デザインの新しいトレンドやスキルを日々インプットし、今後も時代の流れに応じてスキルアップに励みたいです。また、他事業に渡って橋渡しをするようなコミュニケーションデザインにも興味があるため、社内では他職種とデザイナー間の連携強化にも貢献し、デザインとビジネスの橋渡し役として、より幅広くデザイナーとしてチームに貢献していけるようになっていきたいと思います。

まとめ

この6ヶ月間、ADWAYSでの経験は私にとって成長と気づきの連続でした。
フレックスタイム制やリモートワークを活用した柔軟な働き方、レベルが高く充実したチームのサポート、デザイン業務における上流工程の経験など、全てが私のスキル向上とキャリア形成に役立っています。

これからもADWAYSでの経験を積み重ねながら、新しい挑戦を続け、うまく子育てと両立させながらより豊かなキャリアを築いていきたいと思います。

このブログがADWAYSに興味を持つ方や、子育てをしながらのデザイナーのキャリア形成に悩む方々のご参考になれば幸いです。