社内勉強会-「テクニカルライトニングトーク」の紹介

このブログを楽しみにしている全国の皆さん(笑)

今回のブログを担当しているウエダです、こんにちは!

わたしが所属しているエンジニアやデザイナーがいる部門では、
専門技術を向上することを目的に、
様々な社内勉強会を自分で企画して実施しています。

そこで今回は、私が担当した社内勉強会(「テクニカルライトニングトーク」)
ご紹介したいと思います。


 「テクニカルライトニングトーク」って何?


「テクニカルライトニングトーク」という勉強会のタイトルですが、
何を実施するか、かな~り謎ですよね(笑)。

一言で言うと、
「ライトニングトーク形式で、読書会」を実施する勉強会になります。

企画当初は、よくある読書会(事前に図書を読了し、その内容や感想を共有する会)を
実施しようと思いましたが、
「読書会」を「ライトニングトーク」形式で実施したら、きっとおもしろいのではないか!、
と同僚と話し、企画、実施してみることにしました。

また、勉強会のコンセプトを「オープン」にして、
発表しない聴講者も気軽に参加でき、勉強会の開催場所には途中参加や退場を可能としました。


■ どんなやり方で、実施しているの?


ご興味ある方もいるかも知れないので、勉強会の流れを、簡単にお話ししておきます。

(1)発表者は、事前に専門書(*1)を読了し、その内容や感想などを記載した発表資料を作成。

(2)発表者は、勉強会に読了した図書を持参し、その内容を、ライトニング形式で発表(5分)。
  参加者(聴講者も含む)からの質疑応答(3分)。
  一人の持ち時間は8分。

(3)参加者は、アンケート用紙に、発表者への感想などを記入する。

(4)全ての発表終了後に、発表者全員で、
 KPTを用いて振り返りを実施(各自、気づきを得たり、次回の勉強会をより良くするため)

*1 専門書とは エンジニア、デザイナーが仕事で活用できる内容が記述された図書

写真
※勉強会を開催しているミーティングルームです(和室で実施してます!)


■ やってみて、感じこと!

半年間、実施して、発表者にヒアリングしました。
その感想の一部を、以下に載せおきます。

・「普段手に取らない本を読む機会ができた」
・「他の人がどんな本を読んでいるのか知ることができ、楽しかった」
・「人の興味は本当にそれぞれだなと思いました。とても興味深かったです」
・「発表で緊張しなくなった!」
・「スムーズな発表ができるようになったと思います」

上記の感想にあるように、勉強会を実施した効果として、
「発表スキルの向上」「他者の興味を知る機会の提供」を、
参加者にもたらしたのではないかと感じています。

また発表では、「なぜ、その図書を選んだのか」を、
説明することになります(説明しなくても質問されます)。

そのため、図書を選んだ動機の話しを通して、
「この人はこういう興味や考え方を持っている人なんだなあ…」と、
他者を知る機会となりました。

普段、職場で慌ただしく仕事をしているだけでは、
なかなかそこまで、職場にいる仲間の価値観や考え方を知る機会がありませんので、
貴重な場となりました。

さらに、勉強会をオープンにしたことで、
中途入社された方が気軽に参加することができ、
既存社員と気軽に打ち解けあう場になったことが、予想外の効果でした。

もともと、わたしがこの勉強会を実施した理由として、
「社内で自分の持っている技術や知識、経験を、みんなで気軽に共有し、対話できる場がほしい」、と思ったからです。

今回、「テクニカルライトニングトーク」という勉強会の実践を通して、
かなりエキサイティングで、楽しい場をつくることができたと感じています。


■ ぜひお試しください!

最後に、ここまでお読みなって、少しでもご興味をもった方は、
みなさんの職場や学校などで、ぜひ試してみてください(^^)/

実践することで、いろいろな学びや気づきがきっとあるはずです。

それでは、このあたりで!

ウエダ