こんにちは!
UI/UXデザイナーのさくらいです!
もう12月、最近ではオンラインで忘年会も勉強会もできるので便利ですね!
開催場所の確保に悩むことが減りました^^
さて、今回はアドウェイズと他2社のデザイナーと合同で開催した「デザイナー交流会」についてお話したいと思います!
はじめに
プロダクト開発や、UXデザインをやっていると様々な壁にぶち当たると思います。
- プロダクトの改善をしたいけど、どのようなプロセスで進めればいいのかわからない
- UX改善のためにアンケートやインタビューをしたけど、どう活かせばいいの?
- どうやって業務をしつつ、勉強するんだろう?
などなど・・・
もちろん社内のデザイナーでも話し合いましたが、初めての取り組みになると前例がなく、行き詰まったりします。
そこで「そうだ!他の会社の事例を聞いて参考にさせてもらおう!」と思い立ったのが始まりでした。
企画のポイント
社外の方と「交流会」をするというとハードルが高いと感じる方もいるかもしれません。私も初めて話すときは緊張してしまいます・・・!
初対面のデザイナーさんに話しかけるのが難しい時は、知り合いのツテを活用して雰囲気を探りつつ声掛けしてみると、少しハードルが下がるかもしれません。(私は家族の勤めている会社のデザイナーさんに声をかけましたmm)
最初の一声さえ勇気を出してしまえば、あとはやりたい勉強会の内容を相談して一緒に進めていきます。
- 開催目的を決める
- 開催する場所、オンラインならツールを決める
- メンバー確定・日程調整
- プログラムを決める
- アンケートを用意する
開催目的を決める
まず、開催する目的を決めます。
これが決まっていないと「ふわっ」とした会になり、終わった時に何がしたかったのか自分でわからなくなってしまいます。
今回の交流会では下記目的を設定しました。
- 会社の垣根を越えてコミュニケーションを活性化
- 交流会を通してお互いに刺激をもらう
- 次回以降の技術勉強会を見据えての事前交流会を想定
開催する場所、オンラインならツールを決める
今回はコロナの状況もあり(9月頃に開催したため)オンライン開催にします。現在ではオンライン開催に適したツールも数多く存在しており、その中でSpatialChatを利用することにしました。
SpatialChatとは無料で利用できるオンライン通話のサービスで、近づいた人の声が大きく聞こえ、遠ざかると声が小さくなるという特性があります。この特性を活かすことで、簡単に複数のグループに分かれて会話ができ、気になる話題だったときに近づいて話に入っていくことができます。
今回は途中でトークテーマに分かれて自由に行き来できるよう、このツールにしました。
メンバー確定・日程調整
メンバーは最初にお声がけしたA社のデザイナーさんの紹介で、さらにもう一つW社も参加してくださることになり、3社での合同開催になりました。それぞれのデザイナー参加状況を確認し、メンバーを決めて行きました。
メンバーが決まったら、SNSなどで連携して開催日を決めていきます。
ちなみに開催内容にもよりますが、少し余裕を持って、1〜2週間は準備期間をみておくと安心です。
プログラムを決める
初対面の人が多い交流会なので、アイスブレイクに重点をおいてプログラムを作りました。
今回は勉強会につなげるための交流がメインなので、アイスブレイクや自己紹介に時間をたっぷり割くようにしています。
何度かやりとりのある人と一緒にやる場合は、アイスブレイクや自己紹介を割愛しても良いかもです。
アンケートを用意する
交流会や勉強会をやる上で、振り返りや、次回につなげるためにもアンケートを用意しましょう。
アンケートでメンバーの感想を集めることで、次回開催をより実りある会にするための改善に役立てられます。
デザイナー交流会の内容
実際の交流会の様子はこんな感じです。
こちらは最初2チームに分かれてアイスブレイクに価値観カードを行いました!
ちなみにチーム分けで朝食は「パン派」「ごはん派」で分けたところ、8割がパン派だったのですが、優しいデザイナーの皆さんが空気を読んでご飯チームに来てくれ助かったという小噺がありますw
アイスブレイクのあとはそれぞれ自己紹介をしました。
今回は交流を促進するためにペアになって、相手にインタビューをしてペアの紹介をしていくという他己紹介を行いました。
- 所属の会社名
- 氏名
- 普段の業務について
- 趣味など
みなさん、インタビューから情報をまとめて発表までとてもスムーズに進み、さすがインタビュー慣れしているなと感じました!
他己紹介が終わると、事前にいくつか案出ししておいたトークテーマに沿って、興味ある話題のフリートークを行いました。
- デザイナーの悩み
- おすすめツール
- 勉強方法、学びたいこと
- コロナ、リーモートワーク
- 開発チームとの関わり方
「デザイナーの悩み」 では、業務での様々な問題や悩みで盛り上がっていましたw
例えば・・・
- 各ロール(営業、エンジニア、事業責任者)とのやりとりを円滑にしたり、時にはリードしたりする動き方での課題
- デザインプロセスで様々なフレームワークがあるが、どのようなケースにどこまで活用するか悩む問題
- UI/UX手法では年々新しい概念や影響範囲が拡大していくため、デザイナーという枠を超えて作業範囲が拡大していく課題(デザイン、開発、リサーチ、事業戦略を考えたりなど)
- 作業範囲が拡大することと、それができるデザイナーが希少なため、どんどんマルチタスクになり大変になってしまう悩み
などなど。
自社での悩みが他社にあることで「同じ状況なんだ!」と安心することもあれば「自分の置かれている状況はかなり悪い状況だと思っていたが、さらに過酷な現場もあると知り、今の現状の恵まれている点に気づけた」と感じる方もおり、それぞれ気づきがあったようでした。
そのほかにも 「勉強方法、学びたいこと」 ではプロダクト開発におけるユーザーテストのタイミングや実施方法、定量定性データの分析方法などで
- 定性調査をしてはみたが、活かし方が手探り
- 一つ前のサービスではユーザーテストあまりやらなかったため、後々ビジネスとしての大きな問題が出てきてしまった
- 定量定性調査はマーケティング部門が担当しており、分析などもその部署がやってくれている
などなど、それぞれの会社の状況も聞きつつお話させていただき、とても有意義な時間となりました!
開催後の感想
では交流会をしてみてどうだったか、というと・・・
参加メンバーに回答いただいたアンケートを見ながら確認していきましょう!
100%が「よかった」「とてもよかった」と回答してくれました!
これは、大成功といって良いのではないでしょうか^^
アイスブレイクをしっかり行うことで打ち解けて話しやすくなったようなのですが、その分フリートークの時間が少なくなってしまい、物足りなさが出てしまったようですね。
今回の交流会をとっかかりに、今後も勉強会を開催していきたいなと思いアンケートを取ったのですが、フリーテキスト欄に皆さんの熱い思いがみなぎっていました。
今後もこのつながりを大切に勉強会を開催していければと思います!
また、開催しましたらこちらでご報告できればと思います!
ではまたノシ