AWS認定アソシエイトレベル(新試験)3つを1ヶ月くらいで取得した話

Adways Advent Calendar 2018 8日目の記事です。

http://blog.engineer.adways.net/entry/advent_calendar_2018


 

こんにちは、天津です。
インフラ部署で、主に自社サービス開発チームと連携して動くチームのチーフSEとして働いています。

今回は最近1ヶ月でAWS認定のアソシエイトレベルを3つ取得しましたので、その話を書きたいと思います。

AWS認定とは

AWSが提供している認定資格です。
現在では

  • 入門レベル: 1つ
  • アソシエイトレベル: 3つ
  • 専門レベル: 3つ
  • プロフェッショナルレベル: 2つ

の合計9つが存在します。

それぞれ役割や専門知識に応じたものが用意されています。

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今回取得したのは下記の3つです(クリックするとデジタルバッジが表示されます)

ちなみに米国では高額年収の資格ランキングの上位に入ってきています。(参考リンク

また、認定を取得するとAWSのイベント(AWS SummitやRe:Invent)で認定者専用のラウンジが使えるなどの特典があります。

なぜ取得する(した)のか

主な理由は スキルの底上げ です。

これまでオンプレのインフラを中心にITキャリアを積んできています。

一方で最近弊社でもクラウドへの熱量の高まりがあり、先日のクラウドCoEユニット設立のブログ記事にもあるとおり今後の注力分野としています。

以前から自分の技術ポートフォリオを考えた時にAWS・GCPなどクラウド力が不足しているなとは感じていましたが、実業務で経験する機会はなかなか多くはなかったため、AWS認定取得へチャレンジすることにしました。

正直なところ、勉強を開始するまではAWSなどパブリッククラウドに対しては漠然とした理解が多い状態でした。 取得に向けて勉強することで認定される一定のレベルまで引き上がったと感じています。

また、チーム内で徐々にAWSに触る機会が増えてきており、そういった際にアドバイスをすることもできるようになってきていると感じています。

資格や認定に対する考え

ちょっと話はそれますが、情報処理試験やベンダー資格・認定が「仕事に役立つか立たないか」という話がよくされると思います。

色々な考え方があると思いますが、私は以下の理由で役に立つと考えています。

  • 取得するだけでなくそのプロセスで得る知識がある(取得がゴールではない)
  • 業務で触る際に全くの未経験より有利
  • 取得することで一定以上のスキルが証明されるので社内社外へのアピールポイントになる。

もちろん、取得がゴールではないので、取得後に知識を実際の経験にしていくことが大事と考えています。

勉強方法

話を戻して、認定取得に向けた勉強方法ですが、
「AWS 認定」で検索すると出てくる先人たちのブログを参考に下記を行いました。

  • AWSソリューションアーキテクト アソシエイト対策本を読む
  • AWS WEB問題集を解く
  • 主たるサービスについての公式ドキュメント/FAQ、クラスメソッドさんの記事を読む
  • 実際にサービスを触ってみる
  • AWS公式の模擬試験を受ける

勉強時間はそれぞれの認定ごとに12時間程度です。通勤時間と土日を使いました。

AWSサービスを実際に触ってみる手段としてはqwiklabsがおすすめです。 有料ではありますが、試験対策コース(quest)もあります。

実際の試験について

私は東銀座の歌舞伎座テストセンターを愛用しています。

他のテストセンターでは試験中にwebカメラやチャットでのやりとりがあるそうですが、このテストセンターはそういったものがありません。
ちょっと外の車の音がうるさいくらいでその他は快適です。

試験は130分で65問に回答します。

問題は単純なものというより、少し考えさせる問題が多いです。
見直しの時間が取れるようなペース配分にするといいと思います。

終了するとアンケートに回答後、結果が表示されます。毎回ドキドキしながらアンケートに答えるので心臓に悪いです。

余談

当初はソリューションアーキテクト - アソシエイトのみの受験の予定でしたが、試験範囲が重複していることもあり「これはいけるかも」と勢いで3つとも受験していきました。

実際重複しているので、今後ソリューションアーキテクト - アソシエイトを受験される方は一気に3つ取得することも検討するといいかもしれません。

今後について

取得に向けた勉強で大幅に知識も増え、すでに実際の業務に役立っていることを実感していますがさらに事業貢献できるよう経験を積まないとなぁと考えています。

また、上位のプロフェッショナルレベルや専門知識系、GCPなど他のパブリッククラウドの認定取得へチャレンジし、メンバーに背中を見せ続けていくつもりでもあります。

最後に

弊社には資格取得に対しての補助と賞金があるため、取得に向けての励みになりました。
制度を策定してくださった上司や先輩に感謝しています。

最後までお読みいただき有難うございました。


 

次は遠藤さんの記事です。

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