リモートワーク下での新卒エンジニアの動き

はじめまして、20新卒でエンジニアとして入社した上森です!

入社して半年が過ぎようとしてやっと仕事にも慣れてきたとこです。
一人暮らしに寂しさを感じ始めたのでネコを飼おうか検討中です。

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さて、当社の開発組織では新型コロナウイルスの影響でリモートワークが続いている状況です。
そして、コロナが収束したあとも基本的にリモートワークを推奨していくことが発表されました。
来年から入社される皆さんは 「リモートワークで仕事始めて大丈夫かな、?」 とか 「社員の方と交流できるのかな。。」 と不安に思っている方がいると思います。
実際僕も入社前は強く思っていました!
今回の記事では社会人1年目からリモートワークで働くことになるかもしれない学生の方を対象読者として、リモートワーク下での新卒社員の働き方について書いていこうと思います。

1. リモートワーク下での研修

まず初めの研修では社会人としてのマナーや事業内容、広告知識の勉強会などがあり、リモートでの全体研修を終えると、次に配属部署研修があります。
僕の配属された部署では、Rails Tutorialなどの練習問題を使って実際にコーディングをする研修でした。
対面だと質問などがあればすぐ聞きに行けるのですが、リモートワークではそうはいきません。
ただ、SlackとZoomを使っていつでも研修担当の先輩エンジニアの皆さんが質問対応してくださっていたので全く疎外感を感じる事なく研修を受けることができました!(研修に携わっていただいた皆さんありがとうございました!!!)
あとは、毎朝KPTというフレームワークを使って1日の振り返りを行うことで学びを深めるというワークをやったりしてました。
こういった「振り返り」は学生の時にはなかなか習慣づいている人は少ないと思いますが、スクラム開発をする上で必須である「振り返り」の重要性を知るいい機会だと思いました。

↓実際の部署研修での振り返りの一例
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部署研修が終わるとついにチーム配属になり、Railsやサービスの勉強会といった研修を行います。
実際にスクラム開発のタスクとして割り振って頂き、日々のデイリースクラムやアワリースクラム・レビューの参加、ふりかえりやプランニングにも参加しながら研修を進めました。
僕が実務に入ったのは4月の下旬ごろです。おそらく他の会社と比べても研修は短いほうだとは思いますが、個人的には実務をこなしていくことが1番の成長につながると思っていたので特に心配な事はなかったです。

2. 1日の流れ

晴れて実務に入ることになったのですがもちろん普段の業務も原則リモートなので、SlackとZoomを用いてコミュニケーションをとりながら業務をすることになります。
一例として僕のある月曜日の業務の流れをご紹介します!(スケジュールはチームや役職によって個人差があります)

10:30 出勤打刻
12:00~12:30 デイリースクラム
12:30~13:00 モブレビュー
13:00~14:00 お昼休み
15:00~16:00 1on1
16:00~17:00 MTG
17:00~18:00 インプット会
19:30 退勤打刻

こんな感じです!
実務に入ってから思ったことは、意外とミーティングの時間が多いということですね。
なんとなくエンジニアはコーディングをガリガリやるイメージだったのですが、実際は話し合いや議論をする時間も結構あります!
上記以外にも僕のチームでは1時間半毎にレビューの時間があったりします。
なので、ずっと一人でコミュケーションを取らずに作業をするといった状況は少ないです。
分からない点などがあれば優しい先輩たちがいつでも相談に乗ってくださるので安心してください。

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3. 制度

入社して一番良いなと思ったのが、基本mtgなどの予定がなければ12時までならいつ出社してもいい時差出勤制度という素晴らしい制度です!
多少寝坊したとて全然仕事に間に合ってしまいます。時差出勤最高。
当社の働き方の特徴として、

  • 出勤時間、退勤時間を自分で調整できる。
  • 有給も基本的に自分のタイミングでとれる。
  • ワークライフバランスがとてもとりやすい。

などが挙げられます。
こういった、働き方に自由性があって社員の好きなように働ける点は当社で働くとても魅力的な点だと思います。
あとは、自分の直属の上司ではなく他部署の先輩社員がメンターとして新卒一人一人にマッチングされ、毎週メンター面談をしてくださるメンター制度や、色んな部署の先輩社員方とご飯を食べながらおしゃべりするメンターランチ(リモート)など様々な制度があるので、何か不安なことや悩みがあればすぐにキャッチアップしてくださる体制もあります。
といったように、リモートでも新卒が不安にならないようにフォローしてくれる制度も充実しているのでご心配なく。

4. 問題

ただ、リモートワークに全くの欠点がないというわけではないです。
僕は新社会人として大阪から上京して一人暮らしをしているのですが、おそらくみなさんも上京するという方が多いでしょう。
まあ大体の人は1Rか1Kの部屋を借りることになると思います。
そうなると、普段のプライベートと職場が同じ空間になり、 「プライベート空間=職場」 となってしまい、区別が曖昧になりやすいという問題があります。
特に新社会人は住み始めてすぐに仕事が始まると、家に馴染む前に職場と意識してしまって、退勤した後にも職場というある程度の緊張感を持った状態でプライベートな空間に居ることになりかねません。
ベストは仕事用の部屋を用意することだとは思うんですが、新卒だとなかなか厳しいですよね、
そこで仕事の時間とプライベートの時間を上手く切り替えるために僕がやっていることを紹介します。

- 部屋の雰囲気を変える

部屋の雰囲気を変えるために僕が実践しているのが、リラックス用と仕事用の照明の切り替えです。
仕事をしているときには照明の色をできるだけ集中できる昼白色の色を取り入れて、全て終わればリラックス効果のある電球色で部屋のムードを変えるようにしています。
あとは服を着替えるといったことも切り替えに良さそうです。

- 仕事に関するものを片付ける

休んでいるときに仕事に関する物が目につけば、無意識に仕事モードになってしまうのを避けるために、仕事用のパソコンや書類を片付けるのも良い手です。
リラックスできる部屋作りを心がけましょう。
みなさんも自分なりのオンオフの切り替え方法を見つけて意識的に対策してみてください。

5. まとめ

新型コロナウイルスの影響で人々の「働く」に大きな変化が表れ始めている状況です。
当社の開発組織ではリモートワーク体制が迅速に敷かれ、徐々に定着、最適化されているように感じます。
皆さんが来年以降、リモートワークがスタンダードになっているかもしれない状況で仕事を始めることに抵抗があるかもしれませんが安心してください。
リモート元年に入社した僕ですらもう適応できているので2年目以降のみなさんだったらもっとすぐに適応できるはずです。
希望を持って仕事を楽しく始められるように願っています!