"人儲け"な会社に入ってみた話

皆さん初めまして!22年入社のおおしまと申します😀

本記事では、アドウェイズに入社してから研修を受け、その後チームに配属されて業務をこなし始める様になるまでの半年を振り返ってみたいと思います。
そして、人儲け=社員の成長を重視する姿勢を掲げるアドウェイズの雰囲気をお伝えできればと思います!

新卒研修

私は、アドテクノロジーDivというJANetAppDriverといった広告配信システムを担当する部署に配属され、そこでさまざまな研修を受けました。

研修の詳しい内容については、こちらの記事でまとめられているため、気になる方はぜひご一読ください!(配属人数や部署の状況によって一部内容は変更になる場合があります)

本記事では、研修内容とともに新卒である私が研修を受ける中で感じたこと・学んだことを中心にまとめたいと思います💭
研修は大きく分けてインフラ(研修)→ フロントエンド(研修 → OJT)→ バックエンド(研修 → OJT)の順番で行われました。

インフラ(AWS)

最初の研修では、AWS上にWebアプリケーションを構築するというものを行い、1年先輩の方が講師を務めてくださいました。

研修中は内定承諾後にいただいた参考書を読みながら質問をしたい時にZoomを繋げ、時たま雑談を交えながら進めていきました🗣
講師の方は、年齢が近いこともありお話ししやすかったのですが、その気さくさと共に1年だけの先輩であるにもかかわらずエンジニアとしてのレベルの高さが印象的でした。

研修ではわからないことがたくさん出てきたのですが、講師の方がアドバイスをされる際、単に解決策を提示するのではなく我々新卒が自分で解決できるところまでうまく誘導して下さったところに、技術力だけではなくコミュニケーション能力の高さも感じました。
私も半年後こんな風になっているといいのですが...笑

また研修中思ったことの1つに、学生時代に趣味で調べて得た知識が、意外と役に立つ場面が多かったということがあります。好きこそ物の上手なれですね!

おまけですが、アドウェイズではAWSでの環境構築を練習できる環境が整備されているため、思い立ったら色々試すことができ、エンジニアにとっては最高の環境が整っています!(研修中はもちろん今もお世話になっています笑)

フロントエンド(TypeScript・Vue.js)

次の研修では、TypeScript(JavaScript)の基本的な機能(変数宣言や演算子といった基本的な部分)の学習や、Vue.jsを用いた簡単なアプリケーションの作成を行いました。

私が学生時代によく触っていた言語・ライブラリであったこともあり、個人的にはサクサクと進めることができました。

講師の方からのレビューでは、単に機能するかどうかだけではなくチーム開発する上で気をつけなければならないこと(命名規則やコマンドの作り方など)もアドバイスをしていただき、とても参考になりました🧑‍🏫

OJT(Vue.js)

上記の研修の後、OJTでVue.jsを用いたタスクを担当いたしました。

そこではじめて、すでに構築されたものを改修していくことの大変さを痛感しました。個人開発では自分自身が構成を決めているため、どこに何があるか(どういう構成のアプリケーションなのか)を分かった状態で開発を進めることができます。しかし業務では誰かが作ったものを改修することが多いです。
ですので、OJT中は多くのつまづきポイントに遭遇したのですが、その都度先輩方に質問をさせていただくことができたため、問題なく作業を進めることができました!

アドウェイズは、活発なコミュニケーションを前提とするスクラムの利用や全社的なSlackの導入といったコミュニケーション・質問の難易度を下げるさまざまな施作が導入されているので、とても働きやすいです🧑‍💻

また個人的な感想ですが、就活時の面接から今に至るまで、アドウェイズのエンジニアはコミュニケーション能力が高いなと感じる場面が多いです。(営業の方とのやりとりもありましたが、活発にコミュニケーションが行われていたところが印象的でした!)

そうして紆余曲折ありながらもタスクを完了させることができ、業務で作成したものをはじめて世に出すことができました!(自分が作ったものを誰かに使ってもらえると考えて感動したのを覚えています笑)

バックエンド(Scala・Perl)

先のOJTの後は、上記2つの言語を扱ったバックエンドに関する研修を受けました。

いずれの言語もまったく触ったことがなかったのですが、フロントエンドの時と同様、言語機能といった基礎的な部分から課題が構成されていたので、順調に進めることができました。
とくにScalaはJavaをベースとしつつ関数型言語としての機能も持っていて、コーディングをするときは難しいけど楽しいまるでパズルを解いているかのような感覚がありました。

研修では、言語自体の難しさを感じながらも講師の方に丁寧に教えていただき、課題を最後まで進めることができました💪

OJT(Perl)

上記の研修の後、OJTでPerlを用いたタスクを担当しました。(ScalaについてもOJTを実施していただきましたが、期間が短かったため割愛いたします)

OJTでは構成人数が2人のチームに入ったのですが、常にZoomでモブプログラミングという形態で参加いたしました。学生時代の個人開発はもちろん、他のOJTでは質問をしたい時だけZoomを繋げるという状態が基本であったため、常時画面を見せ合いながらコーディングをするという体験はとても新鮮でした!
実際に体験してみると、実装で迷った時にすぐに意見を聞くことができたり、常にレビューされているような状態であるためエラーを少なくすることができるといった、たくさんのメリットを実感することができました✨

チームでのOJTを終えた後は、新卒2人だけでタスクを担当しました。最初は一人一人で開発を進めていたのですが、新しく学んだものを実践してみたい!と思ったので、途中からペアプログラミングに切り替え、新卒二人で画面共有しながら作業することにしました。
するとそれぞれが考えていること(実装のイメージや気になっているところ)が可視化され、効率的に作業を進めることができました。そして何より楽しく進めることができました🎵

常時モブプログラミングというやり方は、絶対的スピードの低下といった可能性があるため、すべてのタスクに当てはめることができるものではありません。しかしタスクの特性によっては強力なツールとなることを実感することができました!

こうした研修を通して、技術はもちろん、エンジニアとしてのコミュニケーションスキルや開発手法を学び、チームへの配属につながりました。

チーム配属後

研修を経て私は、主に自社の広告配信システムが生み出すデータを活用するシステムの開発および運用を行うチームに配属されました。

配属の際は少し緊張しておりましたが、研修中に雑談会や新卒歓迎会(ご時世的にすべてオンラインでしたが)を開いて頂いたおかげで、比較的早く馴染むことができました🤝

タスクを担当するまで

さて、研修を終え即タスクを担当!といくかというとそういうわけではありません。まずはさまざまな知識を得るところから始まりました。

会社内で通じる造語(サービス名など)やアドテク関連の単語(とにかくアルファベット3文字が多い...)といった知らない単語がたくさんありましたし、チームが開発するサービスも触ったことがありませんでした。
ですので、そうした語彙の獲得を目的とした記事収集や、開発しているサービスを実際に使ってみるということを行いました。

調べていく中で気になったことや疑問に思ったことはSlackや社内Wikiで質問すると、先輩方がすぐに答えてくださったので、とても助かりました🙏

業務タスク始めました

色々な知識を手に入れていよいよ業務タスクです!

今も担当しているのですが、業務ではAWSとJavaScriptによるトラッキングシステムの開発を担当することになりました。

よっしゃコード書けるぜ!というとそういうわけではなく、まず設計書を作成しなければなりません。
個人開発だとなんとなく頭の中に「こんなものを作りたい」というイメージがあって、コードを書く内に形となるということがあると思いますが、チーム開発ではどんなものを作っていくかが共有された状態でなければなりません。
設計書を書くことでイメージを可視化しチームでの開発が円滑になるのですが、その大切さを学ぶことができました。

いよいよコードを書く段階になったのですが、今回は新規開発ということで、その前段階であるリポジトリ作成や初期ファイル生成から行いました!
研修に関する内容でも書いた通り、業務ではすでに動いているものを改修することが多いです。
今回そういった一般的な流れではなく、初期段階を担当させていただけたことで、新卒でも積極的に挑戦させる文化があるんだなと感じました!(あと新卒の自分が、作ったものが残っていくと思うととても興奮しますね笑)

開発をしていく中では、スケジュールの遅延を発生させてしまう場面がありました。業務に響くほどのものでは無かったのですが、スプリントゴール(目標)を達成できずそれまでサクサク進むことが多かったため少し落ち込んでいました。
しかしその時も先輩方が、ただ単に失敗を責めるのではなく(開発の体制も含め)どこに問題があったかをチーム全体で考えるように動いてくださいました。このように何か問題が起きた時に個人を責めるのではなくチーム全体での問題として捉えるとともに、新卒であっても対等に接してくれる文化があるのは、改めて働きやすい職場だなと感じました✌️
またコードレビューについても、遅れが生じたからおざなりになるのではなく、丁寧に確認して頂いたことが印象的でした。開発でははじめてテストコードを書いたのですが、どういう観点で書くべきなのかなどしっかりとアドバイスをして頂いたことで、その後の開発では大きな不安を抱くことなく開発を進めることができました。

レビューの様子

それ以降の開発では、チームの方と頻繁にチャットを繋げることで、わからない部分をすぐに解消させてよりスムーズに開発ができるようになりました🏃

チームのパフォーマンス改善も始めました

配属後は開発だけでなくチームのパフォーマンス改善にも取り組んでいます!

私の所属するチームはスクラムという開発手法を用いてタスクをこなしているのですが、月日とともにルールが形骸化していたりそもそも手法の改善について考える時間が少なくなっているということが問題として上がっていました。

私は学生時代に部長をしたりボランティアの運営スタッフを経験していて、組織の運営に興味があったため、スクラム改善のリーディングに手を挙げました。

といってもスクラム開発の経験はほとんどなかったため、まずはスクラムについての情報収集やどのようにスクラム改善を進めていくかスクラムマスター(SM)の方との相談をしました。
その後は会議でスクラムの定義と乖離している部分の洗い出しや課題の選出を行いました。

会議の様子

会議ではファシリテーターとして進行を行いましたが、時間の調整が難しかったり意見の取りまとめに苦労することがあり疲れました笑(MPが削れるというやつですね)
しかし会議の度にSMの方やチームの皆さんが褒めてくださったりフィードバックを下さったので、なんとか続けることができました。そしていくつかの課題については実際に改善策の実施へと繋げることができました🙌
チームに所属して1か月半でしたが、チームに貢献できとてもやりがいを感じたのを覚えています。

チームの改善というものに終わりはなく、今も新しい改善策の実施、実施した改善策がうまく機能しているかのチェックを行なっていますが、少しずつ頑張っていきたいと思っています📚

ちなみにこちらの活動を実施したことで、所属する部署の月間MVPとして選んでいただきました🏅

就活中の方にお伝えしたいこと

この記事では、入社してから研修を受けて業務をこなすようになるまでの約半年を振り返りました。

この記事を読んでいただき、アドウェイズはコミュニケーションが取りやすく(あと質問もしやすい)新卒でも色々な挑戦をさせてくれて、また失敗してもフォローをしてくれる会社だなと感じていただけると嬉しいです。
アドウェイズにはさまざまなキャリアパスがあり、私のように技術とマネジメントどちらもやりたいという人もいれば、技術を突き詰めたいという人もいます。
そんなふうにやる気があれば目指す方向を全力でサポートしてくれる環境が整っています📈

本記事で書いた通り、入社してから色々なことに挑戦し、評価していただく機会にも恵まれてきましたが、学生時代(実は農学部出身です!)には想像もしていませんでした!
就活時代はIT系以外に化学系や食品系の企業も見てきましたが、最初の面談から今に至るまで、アドウェイズは新卒かどうかに関係なく考えや実力をしっかりみてくれるなという印象が変わらずあります。
実際、学生時代のエピソード(プログラミングとは関係のないボランティアへの参加経験など)を深く掘り下げて聞いていただいたのが印象に残ってます。

人儲けを掲げ、挑戦する人をサポートし褒め合える文化があるアドウェイズについて、"自分もたくさん挑戦できる社会人になりたい!"と思った方はぜひ、就職先の選択肢の1つにしてもらえると嬉しいです😊(面談もウェルカムです!)