Scala Matsuri 2018 Training Day

お疲れ様です!まっちゃんです!
とうとうこの時期がやってきましたね!
そう、

Scala Matsuri !!!

Scala Matsuri 2018 が
本日 2018年3月16日(金)~ 2018年3月18日(日) 東京国際交流館
で開催されています!

Scala Matsuri とは

2018.scalamatsuri.org

日本最大級の Scala のカンファレンスとなります。

1日目はカンファレンス形式でScala界隈の有名人のセッションがまとめて聞くことができます。
2日目はアンカンファレンス形式(一部カンファレンス形式)で当日に朝会を行い、それを基にセッションが決まります!
それに加え、今年はTraining Dayと言う初心者向けセッションを聞くことができます。

会場

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※ 写真は帰る時に撮影したものなので、暗くなっています!

昨年と同様、東京国際交流館となります。
会社から約40分、電車に揺られりんかい線東京テレポート駅へ。
その後歩いて約20分で会場の東京国際交流館へ到着します。

ノベルティもたくさんありました。

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セッション

Training Day のセッションは下記の通りです。

会場C 会場D
13:30 - 14:10 Scalaに関する神話と真実 Scala入門ハンズオン
14:30 - 15:10 Akkaで分散システム入門 Scala入門ハンズオン
15:30 - 16:10 逆引き!Scala x ビッグデータ Scala入門ハンズオン
16:30 - 17:10 implicit入門
17:30 - 18:10 CTO座談会

会場Cではセッション、会場Dではハンズオンが行われていました。
Taining Day とは別に会場EではOSSハッカソンも行われていました。

私が所属しているチームメンバーが本日 Training Day に参加しており、
簡単ではありますが参加したセッションの概要をお伝えしたいと思います。

Scala入門ハンズオン

docs.google.com

ドワンゴさんで使われる研修資料を元に自習形式で実施されました。 ドワンゴさんでの研修の取り組み方も紹介されていました。

Scalaに関する神話と真実

Scalaを始めるにあたってどうすれば良いのか、イメージと実態はどうなっているのか、強みと弱み
といった内容でした。

Scala は難しいが、最適な資料と講師がいれば育成する事が可能で、公開ハンズオンが参考になるという事でした。
確かに弊社でも技術を研究・推進していくチームがScalaハンズオンを用意し、各チームへと展開をしていきました。
また最新のScalaのバージョンであればJava9でも問題ないとの事でした。

Akkaで分散システム入門

www.slideshare.net

分散システムについて、Akkaについて、Akka の各ライブラリについて
といった内容でした。

詳細に説明がありましたが、Akkaを触ってない人にとっては非常に難しい内容だったと思います。

逆引き!Scala x ビッグデータ

www.slideshare.net
Apache Zeppelin デモ内容: ScalaMatsuri2018 トレーニングDAY でお話させて頂きました

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ビックデータの処理プロセス、各プロセスの詳細、分散メッセージング
といった内容でした。

収集 -> 変換 -> 統合&蓄積 -> 分析
Zeppelinでのデモもあり、イメージを認識することができました。

implicit入門

Implicit 入門

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implicitの紹介、implicitの導入、traitとの比較
といった内容でした。

あまりimplicitについて理解していない中、よりimplicitについて詳しくなれるセッションでした。

CTO座談会

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Scalaに関するそれぞれの企業が抱える思いを聞きました。

  • 何を楽しんで今の仕事をしているか
  • Scalaで作っているプロダクト
  • Scalaでのうれしいこと、つらいこと
  • うちの組織のここが自慢

アドテク領域が多い印象と、コンパイル辛い問題が上がっていたとの事です。
弊社でも同じような悩みを抱えていますね......。

まとめ

当初、難しいという印象があったものの、Scalaの優しい導入から始まり、企業のScalaへの取り組みや熱意まで聞けたので、これからのScala学習のモチベーションが高くなりました!
Akka分散システム、Sparkなど大まかな内容が知れるいい機会でした。今後、構築していきたいですね!
と言った声を聞くことができました。

明日以降は私も参戦致します!
昨年参加した時よりもさらにScalaを触ってきたので、より勉強できるよう楽しみたいと思います!