プロダクトマネジメントクライテリアを早速使ってみた!!

はじめに

こんにちは、データエンジニア内田です。

最近健康の為にUber Eatsを始めました🚵🏼‍♀️ ロングピックでも僕は嬉しいっすよ💪❗️

プロダクトマネジメントクライテリアの紹介

さて、先日PM界隈で著名な及川卓也さん、曽根原春樹さん、小城久美子さんによって作成された プロダクトマネジメントクライテリアが公開されました。

私自身はPMではなくエンジニアという立場ですが、プロダクトに関わる一員として 自分たちのプロダクトの課題を把握するには絶好のツールだなと思い採点をしてみました。

作成者の方が公開しているチェックリストはこちらになります。 www.notion.so

採点してみた

チェックリストは各項目の「メトリクスの計測」をチェックする仕様になっていますが、「学習と改善」「プラクティスと習慣」「アンチパターン」についても 折角なので採点したかった為

一般社団法人 日本CTO協会が公開しているアセスメントシート docs.google.com

を参考にgoogle spreadsheetで採点しました。

採点結果

結果が下記になります。 f:id:AdwaysEngineerBlog:20210304175019p:plain

docs.google.com

なんか思っていた以上に良い感じに可視化できてますね!????

特にそういう風に誘導したくて点数付けしていた訳でも無いのですが、改めて自省してみると確かに 仮説立ては出来ているが、その後の仮説検証が弱いなぁとはやんわりとは思っていました。

チーム内への展開

その後、採点したgoogle spreadsheetをチーム内に展開し、自分はこんな感じの課題感を今のプロダクトに持っているんだよね という事を共有したところ下記の様な会話がなされました。

同僚😼:言われてみれば、内田さんのチケットいまいちよくわかんないんすよね
内田:!?
同僚😼:いややりたい事は空気感で分かりますよ。わかってはいるんですけど、今回のエピックの中でやりたい検証っていろいろあるじゃないですか。 このスプリントに積んでるチケットがどの仮説の検証なのかがイマイチピンとこないんですよ。

要するに

施策を検討するときに、前提となる事項のうち何が仮説であり、何が検証済みの事実であるのかを明記する

どこまでが検証済みで、かつこのスプリントで検証したい仮説が何なのか内田さんのチケットからは読み取れないんですよ。
内田:せ、せやったかすまんな...😇😇😇

我々のチームは心理的安全性は高い方だと思っていますし、事実同僚も課題だと認識すれば忌憚なく意見しあえる間柄だと思っています。

にも関わらずお互いに課題だと捉えきれなかったのはプロダクト開発を成功に導くための方法論の解像度が低かった為だと考えます。

今回理想像と現在の乖離が可視化される事で 潜在的に課題だと感じていた事柄を同僚も言語化でき、プロダクトを成功に導くための建設的な議論をする事が出来ました。

終わりに

プロダクトマネジメントについては近年書籍も充実してきていますが、 自分たちのプロダクトに当てはめてみて具体的にどうしていくのかを考え続けていくのが何より重要になってきますので、 みなさんもぜひプロダクトマネジメントクライテリアを使って現在のプロダクトの現状把握をやってみてはいかがでしょうか!