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エリオットのお話 ~10倍返しの統計学 その8~

いつもお世話になっております。
麻雀部部長の榛澤です。

北海道では昨日90年ぶりの最高気温を観測し、蒸し暑い日が続いておりますがいかがお過ごしでしょうか。

前回の記事
フィボナッチのお話 ~10倍返しの統計学 その7~
では黄金比についてお話しました。この記事の最後に、黄金比を使ったエリオット波動の話を聞きたい人はいいねを押してねと何気なく書いたところ、意外といいね数がよかったので今回はエリオット波動のお話をします。

さてエリオット波動、皆さん知っていますか?
知らない人がほとんどだと思いますので基礎的なところから話していきます。

エリオット波動とは相場の世界で使われるテクニカル理論の一つです。為替や株価などのチャートで使えるテクニックということですね。相場の世界では上がれば下がる下がれば上がるといったことの繰り返しですが、それはトレンドが発生していないときのことです。トレンドが発生すれば一定の方向に進みます。エリオット波動はそのようなトレンドが発生したときに使う手法です。

概要を説明します。まずは下記の図をご覧ください。
WS000021
これは上昇相場における1つのサイクルをエリオット理論で示したものです。1波~5波が上昇5波、a波~c波が下降3波計8波で構成されています。この3・5・8は何れもフィボナッチ数です。
上昇5波の中で1波・3波・5波は推進波、2波・4波は調整波と呼ばれています。同様に下降3波の中でa波・c波が推進波、b波が調整波となります。
それぞれの波はさらに同様の波動に細分化されます。

WS000022

推進波は5波動に、調整波は3波動に細分化されます。そうすると細分化された波動は上昇21波、下降13波の計34波となり、13・21・34の何れもフィボナッチ数となっています。
さらに細分化すると上昇89波、下降55波の計144波となり、55・89・144の何れもフィボナッチ数です。
これ、美しくないですか・・・!?

また、それぞれの波には特徴がありますので一部ですが載せておきます。
波1    相場の起点となる波。
波2    波1の38.2%、61.8%戻しをすることが多い。
波3    推進波の中で最も強力。波1の1.618となる場合がある。
波4    波3の38.2%戻しをすることが多い。
波5    波1の大きさもしくは、波1~波3の61.8%となることが多い。


このようにそれぞれの波には特徴があり、今どの地点にいるのかを予測することができます。
ですが人によって見る始点が変わってきますので、今どの地点にいるのかの予測は投資家によって様々となるところが難しいところです。


どうでしょう?簡単ではありますがエリオット波動とはどんなものか理解されたかと思います。
これを見た皆さんはこんなことが本当に起こるなら相場の世界で負けるはずがない、起こるわけないと思っているかもしれません。確かにエリオット波動に関して言えば相場の世界でも賛否両論あります。
しかし、世界中の投資家たちがこの手法を意識しているということは事実であり、エリオットを意識して買いや売りのポイントを置くと相場はそのように動く傾向になります。
今日の記事は投資家向けの話になってしまいましたが、次回からは統計学の話に戻しますのでご安心ください。
それでは今回はこのへんで失礼します。