「EuropeRegistry」でDNS設定を行おう

皆さん、こんにちは。
みずです。

前々回の記事に「いいね」をありがとうございます。
需要があると信じて、続きを書こうと思います。
今回は、EuropeRegistryでドメイン購入後に行うDNSの設定を取り扱おうと思います。

前回の購入時にもDNSの設定はありますが、EuropeRegistryではいろいろパターンを用意してくれています。


英語がさっぱり分からない、という方のためにログインした後の画面からざっくり和訳をしていこうと思います。


1.管理画面→ドメイン毎の設定ページへ

ドメインの設定は、My Registered Domains(購入したドメイン一覧)から行えます。
直感的な画面になっており、ドメイン横の歯車マークからドメインの詳細設定が行えるようになっているようです。

EuropeRegistryでDNS設定(1)

EuropeRegistryでDNS設定(2)


こちらがドメインの詳細画面です。
ここから、DNSの設定やWhoisの管理者や技術者の情報の更新が可能です。


EuropeRegistryでDNS設定(3)

3.DNSの設定(まだドメインを使わない場合)

まだドメインを使わない場合は、Use EuropeRegistry Name Seversを設定します。
こちらに設定した場合、購入したドメインにブラウザでアクセスすると
EuropeRegistryのTOPページに飛びます。

EuropeRegistryが用意したDNSを使う



4.DNSの設定(EuropeRegistryのメールサービス、レンタルWebサーバーを使う)

EuropeRegistry が提供するメールサービス、Webサーバーを使いたい場合はこちらを選びます。
別途契約を行う必要があり、2014年2月現在、年額39ユーロから提供されているようです。
EuropeRegistryにある説明のページ(レンタルWebサーバーメールサービス)から金額が確認できます。

EuropeRegistryと連携したメールサービス・レンタルサーバーを使う



5.DNSの設定(独自のネームサーバーを使う)

会社でドメインを持っている場合や、AWSロリポップなど契約したサービスを使う場合は指定されたネームサーバーを設定する必要があります。その場合は「Delegate to Your Name Severs」を選択し、指定されたネームサーバーを入力します。


自分が用意したネームサーバーを使う


6.DNSの設定(EuropeRegistryのDNSレコードを編集)

EuropeRegistryのDNSを使う場合、こちらからDNSのレコードを編集します。
A、MX、CNAME、NAPTR、TXT、SPFSRV、AAAAのレコードを設定可能です。


EuropeRegistryのDNSを使ってゾーンレコードを設定する


7.DNSの設定(リダイレクトさせたい場合)

既に運用しているドメインへリダイレクトする場合に使えます。
社名やサービス名の変更に伴ってドメインを変更する際などに便利そうです。


別ドメインにリダイレクトさせる



8.確認画面の様子

DNS設定を行うと下記のような画面が現れます。
現状、設定変更は無料のようです。(ほっ)
私が購入したドメインは無料のようですが、ドメインによっては有料のものがあるのかもしれません。

DNSで設定した内容の確認画面



9.結果画面の様子

確認画面の次は、結果画面です。
Update statusがSUCCESSとなっていたら、成功です。

DNSで設定した内容の変更結果画面



10.最後に

一度独自のネームサーバーを設定すると、EuropeRegistryの設定(6・7該当)は選択肢から消えてしまいます。その場合は、
一度「Use Eusope Registry Name Severs」に設定すると現れます。


以上、EuropeRegistryのDNS設定の説明でした。