こんにちは!広告事業本部でアプリケーションエンジニアをしている25新卒の佐々木です!
エンジニアの新卒1年目は、勉強しないといけないことが無限にあるし、周りのチームメンバーから信頼を得るのが大変ですよね...
そんな中、私は新卒1年目の間に、AWSの資格を3つ(CLF → SAA → SAP)取得することで、周りからの評価とできる仕事の幅が変化したと感じました。 そこで、「資格なんて取る意味あるの?」「資格の勉強の仕方を知りたい!」という方にぜひ見ていただければ嬉しいです。
資格を取ろうと思った理由
私たちのチームでは、インフラ・バックエンド・フロントエンドすべてを扱い、フルスタックで技術を習得する必要があります。
入社してからそれぞれ研修はあるのですが、学生時代インフラをあまり触れてこなかったのもあり、実務レベルとなるとインフラに関する会話についていけていないと感じました。
また、私が描いていたエンジニアのキャリア像は、「インフラとバックエンドに強く、フロントもできる!」というイメージでした。 しかし、最初に振られたタスクはフロントエンドが中心で、若干キャリアプランのズレに焦りがありました。
そんな現状を変えたいという思いもあり
- 足りないインフラの知識習得
- チームメンバーへのアピール材料
としてAWSの資格を取得することを決意しました。
加えて、AWSの試験費用は1回あたり数万円と決して安くはありませんが、会社から資格手当が支給されると聞き、取得した方がお得だと思い受験したというのも理由の1つです。
AWSの資格について
AWSの資格を選んだ理由は、チームがインフラにAWSを使っていたということと、AWS以外の基礎的なインフラの知識も学べると先輩エンジニアから聞いていたからです。
AWSの資格は12種類あり、その中でも
- AWS Certified Cloud Practitioner (CLF)
- AWS全体の基礎知識を問う入門レベル
- AWS Certified Solutions Architect – Associate (SAA)
- アーキテクチャ設計の知識を問うアソシエイトレベル
- AWS Certified Solutions Architect – Professional (SAP)
- より複雑な設計・運用の知識を問うプロフェッショナルレベル
の3つを取得しました。
受験スケジュール
私のチームでは、1月~12月を四半期ごとに区切り、個人のOKR(目標)を決定します。
そのため
- 第3四半期(7月~9月)
- CLF(約1か月)
- SAA(約1.5か月)
- 第4四半期(10月~12月)
- SAP(約2か月)
というスケジュールで資格をとっていくことをOKRの達成指標として設定し、スケジュールに沿って資格を取得しました。 ※研修や実務が忙しくて勉強できていない期間があるので、おおよそで資格取得期間を記述しています
OKRに設定することで、上長に資格の勉強をしているということをアピールできますし、その期間に取らなければいけないという枷を自分に与えることができ、モチベーション継続にもつながるのでおすすめです!
勉強時間は、出勤が10時のため、朝の7:30~9:30の2時間ほどやっていました。1時間しかできなかった日や全くできなかった日もありましたが、デッドラインが決まっているため試験前の一週間は追い込むことができたと思います。
勉強方法
勉強方法は、Udemyをメインで使っていました。
基本的に、Udemyの演習問題集でアウトプット中心に勉強していき、わからないところがあればUdemyの動画講座やAWS Black Beltを見たり、AIに聞いたりしながら理解を深めていきました。
※ AWS Black Belt とは、AWSが各サービスの仕組みや使い方を詳しく解説するAWS公式のセミナー動画シリーズです。YouTubeで無料で視聴できます。
コツは
- 問題を解く
- 問題文を全く理解できなかったり、わからない単語が多すぎたりする場合は、UdemyやBlack Beltを見て体系的に学ぶ
- 問題文で部分的にわからない箇所があったり、解答を見ても納得できない場合は、腹落ちするまでAIに聞き続ける
- 2と3で得た知識をNotionなどにメモしておく
このサイクルを回し続けることです。
特に4つ目は重要だと感じました。ただ注意なのが、綺麗にまとめることを目的としてはいけません。雑でもいいので、セカンドブレインとしてメモに残しておくイメージです。
AIが返してきた文言をそのまま貼り付けるでもよし、参考にしたサイトのリンクを貼り付けるだけでもよしです。
私がどんな感じでNotionにメモをしていたかの例を添付します。文言はほとんどAIが返してきたもののコピペです。

問題集は、Udemyに限らず何でもいいとは思いますが、Udemyの教材は本番より難しく設定されていることが多く、Udemyの問題を深く理解さえできれば合格できると感じたので紹介します。
- CLF
- SAA
- SAP
問題集はこれ以外一切解いてません。 これらの問題集をしっかり理解しつつ2周解いただけで全て一発合格できました。
受験結果
3つとも、ボーダーよりも大幅に点数を上回り合格できました。
| 試験名 | 試験日 | 合格ライン | 点数 |
|---|---|---|---|
| CLF | 2025/08/02 | 700 | 821 |
| SAA | 2025/09/27 | 750 | 820 |
| SAP | 2025/12/28 | 750 | 841 |
辛かったこと
試験の勉強し始めが一番辛かったです。
実務をしたこともないですし、前提知識もほとんどない状態だったので、時には1つの問題を理解するのに2時間かかる日もありました。ただ、それでも継続していくと、徐々に理解できるようになり、問題を解くのが楽しくなっていきました。
それから、実務で全く関係ないであろう知識も問われることです。私の場合は、オンプレからの移行方法、マルチアカウントのAWS環境構築などです。
本当に、この資格をとって意味があるのかと自問自答する日もありました。ただ、私が資格を取る目的が、知識をつけることだけでなく、チームのメンバーに認めてもらうという意味合いもあったため、モチベーションを保てました。
資格をとったことで変わったこと
資格を取る目標としていた
- 足りないインフラの知識習得
- チームメンバーへのアピール材料
に関して達成できたと感じています。
AWSのサービスに関する知識だけでなく、暗号化、CI/CD、IaC、ネットワークなどの基礎も学ぶことができ、チームのインフラに関する会話にもついていけるようになりました。
さらに、資格がアピール材料となり、EC2からECSへのサービス移行という、サービスの根幹に関わるインフラタスクを任せてもらえるようになりました。
特に新卒にとって資格は、「アピール材料」として優秀だと思います。
ただ口で「興味あります!」と言うだけでは、タスクを任せる側は本当に任せていいのか不安が拭いきれません。そこで、資格があることで「やり抜く力」と「本気度」を客観的に示すことができ、大きなタスクを任せてもらいやすくなると感じました。
まとめ
今の新卒エンジニアは、AIにより環境の変化が激しく、開発環境のアップデート、AI情報のインプット、技術トレンドの変化を追うなど、実務以外にもやらなければいけないことがたくさんあります。
そんな中あえて、基本に立ち返り資格を取るということに時間を割くことのメリットを少しでも伝えられていたら嬉しいです。
次はECS移行に関して記事を書ければと思います。それではまた〜