再始動した社内LT会の裏側

この記事では広告事業本部のアプリケーションエンジニアが部署内でLT会を運営していると聞き、その裏側に迫るべくインタビューを行いました。

インタビュイー紹介

高木さん
広告事業本部リードアプリケーションエンジニア

現在は広告の入稿支援システムの運用・保守を担当している。今回取り上げる部署内のLT会の企画・運営も行っている。
最近ハマってること:ダーツ、コメダ珈琲、M5Stack
ひとこと:LT運営は大変な部分もあるけど、とても楽しいです。

インタビューアー紹介

まっちゃん
アドプラットフォーム事業部リードアプリケーションエンジニア

現在はアフィリエイトサービスのオンプレミスからパブリッククラウドへの移行を担当している。アドウェイズエンジニアブログ運営メンバーの一人。
最近ハマってること:お酒
ひとこと:このLT会の第4回でRubyについて発表したのは僕だけでした。

るりと
広告事業本部アプリケーションエンジニア

現在は広告クリエイティブ管理システムの運用・保守を担当している。アドウェイズエンジニアブログ運営メンバーの一人。
最近ハマってること:ホグワーツ・レガシー
ひとこと:需要のないものを作ってLT会で発表したい。

LT会を再開したきっかけ

まっちゃん:今回LT会を再開したきっかけを教えてください。

高木さん:個人開発で作ったものや考えていた内容を共有したいと思ったからです。また自分が発表するだけではなく、他メンバーの話も聞いてみたかったというのもあります。

まっちゃん:最近LT会は開催されてなかったですねー。

るりと:以前はどのような形で開催されていたのですか?

高木さん:エンジニアリング領域では月1回のペースでLT会を開催していたものの、数年前から止まってしまいました。

まっちゃん:運営メンバーだったのもあり、再開を強く望んでいたのもある?

高木さん:そう!「自分がやらねば」という気持ちがあった!

るりと:そういえば僕がチームにジョインしたとき、チームでLT会が行われていましたが、あれも高木さんきっかけで開催されたのですか?

高木さん:そうだね!実はそのときは部署の直下で一人でもくもくと開発してたんだけど、スキルアップ目的も兼ねてスポットでお邪魔させてもらってた!

まっちゃん:なるほど。そのときの頻度ってどれくらい?

高木さん:ツキイチで開催した!ツキイチ全員発表はとても大変だけど、そのチームではできていたので素晴らしかった!

るりと:僕たちのチームがきっかけで、その輪をもっと広げたいという感じだったんですかね?

高木さん:チームの次は部署でしょ!というのでマネージャーに相談して開催することになりました!

LT会の内容

まっちゃん:どんな感じでLT会を進めました?

高木さん:1回あたり1時間30分、6~7名で一人約8分で発表してもらいました。

まっちゃん:どんな発表内容がありましたか?

高木さん:過去4回分のタイトルを見せます!

  • エンジニアとAI 〜その未来〜
  • 昇降式デスクの使用状況をWeb上から監視したかった
  • マルチテナントSaaS開発におけるセキュリティのはなし
  • 最近何してるの?
  • 雑にミニアプリを作ってみた
  • 海底ケーブルのお金は誰が払うのか
  • コメダを支える技術
  • 外出先からエアコンをつけたいゾ
  • AWS Serverless で財布に優しいWebツール開発 
  • 個人開発してた話
  • Dockerイメージのダイエット
  • Google Slide の発表で時間管理したい(未遂)
  • gh
  • 加湿器を支える技術
  • 株価データで利益がでるか検証
  • 我々のOKRはもっと良くできる!
  • Unitで開催されているLTのために開発したツールの紹介
  • 令和のギャル(嘘松)なのでトレンドを楽に追える環境を作る
  • 2024: web crypto odyssey
  • GPT-4o完全頼みのcli開発
  • AIが人の仕事を奪う話
  • Napkin - 生成AIで魅力的なプレゼン ~画像生成機能を活用した新しいプレゼンテーションの形~
  • マインスイーパーをテストしたい!
  • TDDはいいぞ
  • Wasm x Rubyであそびたい
  • Ruby触ってないけどRubyKaigi 2024 follow upに参加してきた
  • 【GitHub Actions】サードパーティーアクションのバージョン指定はタグ指定ではなくコミットハッシュ指定にしよう

まっちゃん:たくさん発表してるね!

るりと:どの発表が印象に残りましたか?

高木さん:おもしろい発表がたくさんあって絞るのが大変だった。その中でも個人的によかったもの(印象に残ったもの)を選んでみました!

「海底ケーブルのお金は誰が払うのか」

毎日のようにお世話になっている?海底ケーブルの話。
正直「海底ケーブル」の存在しか知らなかったから海底ケーブルの仕組み、料金体系を知る機会になって良かった。

「外出先からエアコンをつけたいゾ」

ラズパイからエアコンをオンオフできるようにした話。
自分もIoTに興味があり、電子工作をしている身なので、聞いてて面白かった。
システム構成図やコードが丁寧に説明されていてわかりやすかった。

「株価データで利益がでるか検証」

ペアトレードという似た値動きをする銘柄を組み合わせて、ロングとショートで売買する手法で儲けられるかシミュレーションをした話。
しっかりプラスになってた。自分もやってみたくなる発表だった。

るりと:たしかにどれもおもしろい発表でしたね!

運営をする上での苦労

まっちゃん:運営をする上での苦労はどんなものがありました?

高木さん:一人で運営していたので、準備がとても大変でした。業務の合間を縫って発表者を集めたり、開催準備を進める必要がありました。

るりと:人集めは大変でしたか?

高木さん:意外にも人集めには苦労しませんでした。参加者の皆さんが前向きに集まってくれることにとても感謝しています!でもリモートワークゆえに雑談する機会がなく、誘いたくても誘えなかった人もいました。

高木さん:そういえば3回目からまっちゃんが所属する部署も参加するようになって、まっちゃん自身発表もしてくれているけど何か理由ある?

まっちゃん:発表する機会があったら欲しいと思っているのと、部署間交流増やしていきたいのもあるよね!あとは高木くんがやってたからのもある笑

るりと:運営のワンオペってとても大変じゃないですか?

高木さん:すごく大変。とくに発表と発表の場を繋いだり、ベストトーク賞(参加者投票で決定)の集計をしつつ、沈黙にならないように話も回さないといけない。ここがとにかく課題があったけど、4回目はまっちゃんに場を繋いでもらってたから集計作業に集中することができた!

高木さん:ベストトーク賞を決めるのに投票をとっていたりもしますが、集計〜発表を数分で行わないといけないので大変です。その間沈黙になってしまうので話も振ったりするのも大変でした。

まっちゃん:そういえば毎回改善していってるんだっけ?

高木さん:そうです!毎回アンケートを取って改善のサイクルを回してます!

アンケートからの改善

高木さん:アンケートは以下の内容で取ってます!匿名です!

まっちゃん:どういうアンケート結果がありましたか?

高木さん:ピックアップしてお見せします!

ここが良かった

ここがうーん

これを期待

発表リクエスト

まっちゃん:1回目は今よりも遅く開催してたんだね。

高木さん:19時開催からだったんだけどちょうど夕食時で参加できない方がいたので2回目以降は18時開催に変更した。

まっちゃん:集計早くしてって意見もあったんだね。

高木さん:話しながらの集計はとても辛かった……。

るりと:発表後の感想についても言及されてますね。

高木さん:発表後の感想を求める取り組みを行って会話を促したかったというのがあった。参加者からの感想や質問がないと、発表者的に内容が良かったのかな?って不安にさせてしまうから。指名という形でやってみたけどいきなり当てるのはやめてほしいという声が多かったのでやめることに……。

まっちゃん:毎回何かしらの改善ができているのはすごい!

高木さん:アンケートからフィードバックもらえてることに感謝!

今後の展望

まっちゃん:今後の展望を教えてください!

高木さん:まずは来月に3分LT会を実施します!その際にインフラ部署にも声をかけているので他部署からの発表者を増やすことです。

るりと:ますます広がってていいですね!

高木さん:その次は昔LT会をやっていたときのように、デザイナーを含む技術職との交流を深めていきたいと考えています。オフラインでみんなで集まって発表したり聞いたりしたいとも考えてます!

まっちゃん:全力で応援に行きます。

メッセージ

まっちゃん:最後に、LT会を開催したいと思っている人にメッセージはありますか?

高木さん:LT会は技術者同士がネットワークを広げ、互いに刺激し合う場として非常に重要だと思っています!興味がある方はぜひ、LT会を開催してみてください。みんなが発表しやすい環境を整えることが成功の鍵です。

高木さん:来月LT会を開催するので社内のエンジニアの皆さん、ぜひ参加してください!


 

以上、高木さんとのインタビューでした。
LT会の再開に込めた情熱や運営の苦労、今後の展望についてお話を伺いました。
興味がある方はぜひ参加してみてください!