スクラムチームが一斉にリモートワークを実施してみた

お疲れ様です。まっちゃんです。

もう2月も中旬に差し掛かりますが体調は大丈夫でしょうか？
前の記事でも書きましたが体調不良者が多く、感染拡大を防ぐためリモートワークが推奨されました。
今日はスクラムチームで一斉にリモートワークを実施してみたので、その時の内容を書きたいと思います。

なぜリモートワークを行ったのか？

インフルエンザ感染が拡大し、その対策としてリモートワークが推奨されました。
ですがチームではリモートワークができる状態ではありませんでした。
そのためチーム内での導入の推進を実施致しました。

ルールの定義

検証ということで、一度ルールを決めました。

出勤・退勤・休憩を取るときは Slack に報告
- フレックスを導入しているため
- メンバーが出社しているのか、休憩しているのかがリモートワークだとわからないため
計画を事前にConfluenceの用意したページに記述
- リモートワークで行うタスクを明確にするため
実施したことを時間別にConfluenceの用意したページに記述
- 計画したことが実施できたかどうかを確認するため
デイリースクラム／終礼は Slack Call を通じて実施
- チャット上で完結せず、直接コミュニケーションを取るため
JIRAを最新の状態に更新
- カンバンが使用できないため
退勤前に個人で振り返り YWT + KPT + 感想を行い、 Confluenceの用意したページに記述
- リモートワークならではのふりかえりを行い、次に繋げるため

実施日までの準備期間がほぼなく、大枠をトップダウン的に決めてしまいました。
ふりかえりを通して色々と変えていけたらなと思います。

実際にやってみた

リモートなので出勤が早い
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デイリースクラム前後のSlack f:id:AdwaysEngineerBlog:20190215133706p:plain

ビデオ通話での終礼 f:id:AdwaysEngineerBlog:20190215162638p:plain

※ Slackでのやり取りがいつも以上にありましたが業務内容なのでここには載せられませんorz

各個人のふりかえり、こんな結果が得られました

開発チーム（抜粋）

Y：やったこと	・コーディング・クラウドサーバの構築・ドキュメント、勉強会資料作成・お昼にカレー作り
W：わかったこと	・集中できる・Slack Callでの会議が良かった、問題なさそう・コミュニケーション減るのは寂しい（基本チャット、場合によってはSlack Call）
K：良かったこと	・通勤時間の短縮、満員電車に乗らなくて良い・朝早くから仕事ができる、頭のフル回転・リモートでも問題なくコミュニケーションを取ることができた
P：悪かったこと	・会社との環境の差異（モニタ、PCデスク）・Slack Callでのイベントの進行方法を変える必要がある・コミュニケーションが取りづらい、口頭で簡単にできるものや技術的な内容など
T：試したいこと	・会社にいる時よりパフォーマンスを出せる方法を模索・リモートでのペアプロ・会社との環境の差異を埋める
感想	・ソファでゆったりしながら、コーディングできたので、気持ちよかった。・Slack Callで2回コミュニケーションを取れたので、寂しくなかった・環境が変わるので新鮮だった。・半数以上がリモートワークの際には金曜日という状況に関わらず朝、夕の２回slack call会議をするということは継続したほうが良い・通勤時間を減らせたのでとても満足

フィードバック（抜粋）

UXデザイナーKさん
- パフォーマンスが出せ、やりやすさがあるのであれば非常に良いと思います。
- 今回は落ち着いた環境でやれたと思いますが、急な対応等を経験しリモートワークに慣れておけば休日トラブル時のリモート対応もスムーズになるイメージがあるので、そういう場も踏みたいですね。
ユニットマネージャーりょーまさん
- 非日常感が行動を促進することがある(社外会議もそうだよね)ので、基本的には賛成です。
- ただ、アジャイルである以上対話は絶対必要なので、そこを削ることはしたくない。メリハリをつけて活用していきたいですね！
スクラムマスター府金さん
- チームとしての可能性が１つ広がった感覚
- 特に進行に問題も無く、スプリント達成の実績も出せたのが非常に良かった
- 当日は特に問い合わせもなく、障害も無かったため、もし起きたときにどうするかは今後も意識して検証していきたい