2017新卒に捧ぐ!ベテランエンジニアのSEの心構え!!

第四回のテーマはタイトルの通り

「2017新卒に捧ぐ!ベテランエンジニアのSEの心構え!!」

です。

最終回なので、弊社のベテランエンジニアから、SEとしての「メンタリティ」の部分を教えていただきます。

今回は3人の方々に協力していただきました。

ぜひゆっくりお読みください。

1, 「たまには人生について考える」

(新規事業開発室 日本版予約トップ10U チーフシステムエンジニア 大野さん)

仕事になれてくると色々と考える時間ができて、「このままで良いんだろうか?」となる時があります。 その時に謎の不安感に襲われないためにも、自分が何のために、どのような理由で今の仕事をしているか それを考えるために時間を作っておくと、心に余裕をもって仕事をすることができます。

2, 「理想を高く楽しもう」

(新規事業開発室 バイステクニカルマネージャー 菊池さん)

システム開発は楽しい。なにせ “Hello World!” だけで楽しめるんだから。
小さいツールから大きなシステムまで、思案を巡らせポチポチとコードを綴り、徐々に形を作って行くその工程に、楽しみを覚える人は多いのではないでしょうか。
僕の知っているすごいエンジニアの多くは、ベテランと呼ばれるようになっても、この純粋な楽しい気持ちを持ち続けています。

そんなすごいエンジニア達は、困難な問題をエレガントに解決し、簡単なことにも手を抜かず丁寧な仕事を心がけ、広い知識と深い造詣を感じさせる話も面白く、気さくに人を楽しませるユーモアのセンスも抜群で、その自由な発想に憧れられることも。 僕もそうなりたいと思っています。

彼らの気さくな雰囲気からは、苦悩した努力の跡を伺うことはできません。夢中になってやっていたら、高みに達していた。とでも言いたげです。実際そうなんでしょう。
美しい設計やコードを積み重ねることを楽しみ。新しい技術が出れば、なにが新しいのか知ることを楽しみ。すごいシステムが公開されれば、いったい中身はどうなってるのか?と調べることを楽しみ。今よりもっと上手くやることに、楽しんでこだわっています。

システム開発の楽しみを忘れずに、たまに思い出してみるといいと思います。ときどき思い通りに行かなくて悩むこともありますが、そんな時は特に。

3, 「80点を維持する」

(インフラストラクチャーDiv シニアテクニカルマネージャー 渡瀬さん)

私の仕事は主に「運用」です。サービスが常に安定して動くことを求められます。その仕事柄、常に合格点を出さなくてはなりません。
なので、残った力をいずれ来るであろう障害などの対策や勉強に使うようにしています。
さらに障害というのはいつ起きるかわからないで、毎日でも仕事ができるくらいのテンションでいるようにしています。  

また、みんなが課題に集中できるようにする環境を整えることにも心がけています。

昔からマルチタスクで仕事をしてきたせいか、1日中1つのことをやるのがあまり得意ではありません。
昔は数名でインフラ・サービスの開発・運用をしつつ24x365対応していたためか、頑張り過ぎてリソースをロスしないようにというのが習性になっています。
なので、1つのことに集中して120点を出せるような突破力のある人が集中できる環境を作れるように心がけています。

一部の人には分かりやすいように説明すると
三国志のゲームにおける張翼や王平のような、城を落とすにはちょっと武力に不安があるが、最前線の一歩後方の太守を任せられるような人間を目指してます。
李厳や満寵くらいになって最前線を一人で維持しつつ、張遼や張飛に突破して出来るのが理想です。

言い換えると、「この人がいるおかげで戦線が維持できる」「いると助かる、いないと地味に困る」と思われるような存在を目指しています。


どれも心に残る金言ばかりですね。
まとめている僕がやる気になってしまいました。

皆さんもいいエンジニアになれるよう、頑張っていきましょう!