IRONMAN France 参戦記(日本人女性で唯一完走してきました!)

みなさんこんにちは。
このたびブログを書くことになりました、エンジニアのY.Sです。
末筆を、、いや末席を汚させていただきます

今回は、趣味でやっているトライアスロンについて書きたいと思います。
4年前、業務柄、体を動かすことが無かったので
運動不足解消で週末に水泳とサイクリング始めたのがきっかけです。

水泳とサイクリングを始めた話を友人にしたところ

 じゃあ、走ったらトライアスロンできるじゃん。
 やってみなよ、君ならできるよ

と、冗談か本気かわからない発言に気を良くし
スプリント(スイム:750m, バイク:20km, ラン:5km)の大会に出場したのが2007年7月。
胃痙攣を起こしながらも華々しいデビューを飾りました。

いつかは海外のレースに参加したい。。そう思ったのが昨年の7月。
思い切って、世界で最もハードなバイクコースを目指したと言われるIRONMAN France(*)にエントリーしました。

 IRONMAN France
 SWIM3.8km, BIKE180km, RUN42.2kmを制限時間内に完走するレース。

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初めての海外レースにも関わらず、勢いでエントリーしてしまったのでレースが近づくにつれて、激しい後悔と不安に駆られたのは言うまでもありません
とりわけ、海外でのコミュニケーションにおいては不安が尽きませんでした。
フランス語は全く話せず、記憶の片隅に残っている英語だけが頼り。
地球の歩き方や、英会話本。。あらゆる対策をしましたが
社内で行われている英語勉強会が実践に即した内容で、一番役に立ちました。
勉強会では、ビジネス英語を学ぶだけでなく、参加者同士がペアをつくり旅行時で役立つフレーズを使って会話をする練習をしたので渡航前の良いイメージ作りができ、自信につながりました。

そして今年、2012年6月に渡仏。英語を使う時期が来ました。
現地では、予約していたはずのホテルが何かの手違いでキャンセル扱いされ、必死で弁明したり
レストランでペンネが食べたかったのに、英語が伝わらずパスタが出てきたり
通行人の言葉を聴き間違えて、逆方向の電車に乗ってしまったりと四苦八苦しましたが
リゾートらしい開放的な雰囲気を楽しめました。
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結果は、ナントカ完走。振り返ると、完走したのは日本人女性唯一だったそうです。
制限時間ギリギリでの完走だったのに、JPN 1st とは恐縮です

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エンジニアは忙しい、時間がない、余裕がないなどといった負のイメージがつきまといがちですが時間は作ればなんとかなるものです。話せないと思っていた英語もなんとかなりました。
そういった意味では、限界は自分で作っていたのかもしれないですね。 

また、この業界は、長めの休暇が取りづらいと思われがちですが、事前に周知・調整すればよっぽどのことがない限り、取得できます。 わたしは○歳の誕生日を海外で過ごし、あわよくばトライアスロン完走することを夢見ていたため、それが実現できたとき周囲に対し感謝しないでは居られませんでした。

仕事で成果を出すこと、家族との時間を大事にすることが優先順位が高いのはもちろんですが仕事以外のことで夢中になれるものを持つと必ず良いことがあると思います。
私は、トライアスロンを続けることによって『折れない心』を身につけました。
エンジニアとしては、まだまだ勉強の日々ですが、仕事と趣味を両立できる環境に感謝しつつ精進したいと思います。

*写真はこちらのサイトからでも見れます。